こんにちは、わさとしです。
バンドを始めてから、少なくとも2〜3年は、誰しも抱える悩み…
そう、ライブです(笑)
ライブって、いつかは慣れると思いながらも、なかなか緊張する癖が治らないものですよね。
僕も大学1年からバンドを始めて、大学を卒業するまでずっと緊張しっぱなしでした…(^^;)
家ではしっかり練習している。鏡を見ながら、ライブを想定した練習もバッチリ!
スタジオや部室で、バンドでも何度も合わせた。
練習では笑顔もたくさん出ていて、本番いけそう!という雰囲気がする。
でも…
いざライブ当日を迎えて、ステージに立った瞬間に緊張しまくってしまう。
そんなことを4年も続けてたわけですよ(泣)
と、そんな僕でしたが。
さすがに5年、6年と経過していくと、自分の実力もついてきて、ようやく緊張することも少なくなっていきました。
観客を見てもひるまなくなったし、自信を持ってライブができるようになっていったんです。
今回の記事では、そんなド緊張を克服した僕が、最近までいろいろ研究した結果見つけた、「ライブの緊張を克服する方法」についてお話ししていこうと思います!
ライブの緊張を克服する方法は「レコーディング」です
まず、結論から言います。
ライブの緊張を克服する方法は、レコーディングです。
それには、3つの理由があります。
理由1:ライブと似た状況を再現できる
そもそも、なぜライブって緊張するんでしょうか?
上手い人が見ているから?
人の目が気になるから?
好きなあの子にかっこいいところを見せるためでしょうか?(笑)
もちろん、そういったことも原因としてはあると思うんですが…
ここでお伝えしたいのは、「ミスできない状況に置かれるから」です。
人が見ている前で、たくさんミスしていいライブなんて、もちろんありません。
だから「ミスできない…」「失敗したくない…」「かっこ悪いところ見せたくない…」という気持ちに、自然となっちゃってるんですね。
それと同じなのが、レコーディングです。
※一応、前置きしておくと、レコーディングというのは、別にバンドで作曲して録音することだけを意味してるわけじゃないですよ。
iPhoneで鼻歌を録音するのだって、立派なレコーディングです。
では話を戻して。
レコーディングって、大きなくくりで考えると、「ミスできないもの」というくくりですごく良く似ていると思いませんか?
もしまだ自分の演奏を撮影とか録音したことがない人はぜひやってみて欲しいんですが、それまで弾けていたフレーズも、家で一人で撮影してみると、びっくりするぐらい弾けなくなります(笑)
別に脅してるわけじゃなくて、本当にびっくりするぐらい弾けなくなっちゃうんです。
ライブでも、似たようなことがあると思います。
練習ではほとんどミスしてなかったのに、ライブになった瞬間、練習では一度もしなかったタイプのミスをすること…
(そして周りもつられて新種のミスを繰り出していきます。笑)
なので、レコーディングをすることで、ライブと似たような種類の緊張を、人間は感じるってことになりますね。
理由2:何度でもやり直しがきく
レコーディングは「ミスできない」という点でライブと似ているというお話をしてきました。
ここで、考えてみてください。
ライブって、年に何回できますか?
僕が大学時代、部内のライブは月に1回、12ヶ月間。
(もちろんオリジナル曲をやっている人たちはライブハウスにも顔を出していたので、たくさんライブしてると思いますが、まぁそれは置いといて…)
つまり、何が言いたいのかというと…
1年で12回、緊張克服の練習ができるって、どう思います?
ありえないぐらい少なくないですか?
同じような緊張感を作り出すことができるものとして、ライブと比べてレコーディングが優位なポイント。
その圧倒的に優位なポイントとは、「頻度」です。
量稽古とは言ったものですが、やっぱり”慣れ”っていうものが人間には存在するらしく、たくさんやった方が上達が早い、ということが言われています。
はじめから回数が制限されているライブよりも、レコーディングの方が、何度も何度も繰り返して、失敗して、やり直して…という経験を多く積めます。
めちゃくちゃオススメします。
レコーディングに関連した話なのですが、実は、僕は上手くなり始めた頃から、自分の演奏を動画で確認したり、後輩の耳コピを手伝ってLINEで「なんちゃって弾いてみた動画」を撮ったりしていたんです。
そうすると、それまで月に1回しかなかった「緊張克服チャンス」が、週に1回、3日に1回、2日に1回…と、どんどん増えていったわけですよ。
これだと年に180回くらいのペースになるので、ライブの15倍の頻度で緊張対策練習ができます。
しかも、失敗しても誰にも咎められないという超お得な方法です(^^)
「ミスできない」という状況に追い込まれた時、慣れていない人はパニックになってしまいますが、もうそんなのレコーディングで何度も経験しているので、自然とライブでの「ミスできない…」という緊張は減っていきましたね。
理由3:緊張感を作り出すことができる
これは理由1に関連してきますが、レコーディングもライブも「緊張する」現場であることは間違いありません。
そう考えた時に、ライブよりもレコーディングの方が手軽に、気楽に「緊張感のある環境」を作ることができるんです。
普通、ライブでもしなければ、「自分が注目される」「自分がミスしたら終わりの状況に追い込まれている」というような状況って、日常でほとんどないと思います。(営業とかならあるかもですが…)
そういった緊張感を自然と作れるというのが、レコーディングのいいところです!
iPhoneで十分!レコーディングしてみよう!
ここまで、ライブの緊張感を克服する方法についてお話ししてきました。
もちろん、誰でも最初は緊張します。
そして、緊張感に慣れるまでの早さは、人によって違います。
それなら、積極的にレコーディングしてみて、さっさと「失敗できない」ということに対しての怖さを無くしていったらどうでしょうか?
ガラケーだと分かりませんが、スマホでレコーディングするくらいなら、あっという間に始められます。
そして、それだけで、レコーディングしていない人に比べて、圧倒的な場数を踏んだ落ち着きが手に入ります。
やってみて悪いことなんて一つもないので、ぜひ簡単なレコーディングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
(もちろん、長期的に続けてくださいね!)