下手だったブリッジミュートが1.5倍速になった方法

この記事を見にきてくださったあなたは、
ブリッジミュートが思うように弾けなくて
悩んでいるのではないでしょうか?

僕もギターを始めて2年くらいは
どれだけ練習しても
速くなっている気がしなかったんです。

よく、ギター初心者にオススメされる
代表的なバンドといえば、
僕の時は「アジカン」でした。

初心者にオススメされるバンドって、
なぜだか分からないんですが、
このブリッジミュートが本当に多い…

例えば、この曲の21秒あたりからのフレーズは
ブリッジミュートを使っています。
ちょっと見てみてください。


で、この通りに弾こうとすると

「え、きっつ! 速くない!?」
となるわけですよ。笑

僕はギターを始めるまで、
こんな速さで腕を振ることがなかったので、
最初はぜんぜん弾けなかったんです… ^ ^;

ちょっと弾いただけでも
なんかすぐ疲れちゃうし、

「俺ってセンスないのかなー」
とか思ってしまっていました。

あなたもこんな経験が
あるんじゃないでしょうか…

大丈夫です。
速いブリッジミュートには、
ちゃんと「コツ」がありました。

僕がこの「コツ」に気づいてからは
前より疲れにくくなりましたし、
スピードも上がりました。

さすがに、ある程度の練習量は
必要になってくるんですが、

「いくら練習しても上手くならない」
という心配はしなくて大丈夫です。

この記事では、この「コツ」を
あなたと共有しようと思います。

最後まで読んでみてくださいね!

ブリッジミュートとは…

まずはブリッジミュートについて
おさらいしておきますね。

ブリッジミュートとは、

右手の小指側の側面、俗にいう「手刀部分」で
ギターのブリッジに触れながら弦を弾いて、
伸びない音を出すテクニックです。

ジャンルとしては、ロックやメタル、メロコア系の曲で、
歪んだ音作りのギターを使って
「ズクズク」という刻み音として
使われることがとても多いです。

最初にお話ししたように、
初心者向けと言われている曲で
よく出てくるブリッジミュートですが、
思った以上に引くのが辛いんですよ…

ブリッジミュートが速くならない原因と解決法

ブリッジミュートを使う曲は、全体的にハイテンポの曲が多いのに、

肝心のスピードが付いてこないから、コピーしたくても出来ない…

そんな方も多いのではないでしょうか。

その原因として、
考えられることは大きく2つあります。

1:全部の弦を右手でミュートしないとダメだと思っている

僕がやってしまっていた間違いが、これです。

あなたは、ブリッジミュートするときに
右手の手刀部分で全部の弦を
ミュートしないといけないものだと
思っていませんか?

もし思っていたら、試しにやめてみてください。
それだけで、だいぶ弾きやすくなるはずです。

「余計な音を出さないように!」
というのは、もちろんすごく重要です。
ミュートを意識できるのは、
めちゃくちゃ良いことです。

そのときに一つ
気をつけなければいけないのは、

「ミュートにこだわって
右手を固定しすぎているから
右手の動きを邪魔してしまった結果
速く弾けなかったり、疲れてしまう」

ということです。

解決法:弾かない弦は、左手でミュートしよう!

ブリッジミュートって、
大体はパワーコードで弾きますよね。

例えば、こんなコードとか。

この「X」が付いている弦は、
鳴っちゃだめな弦を意味しています。

ということは、この弦って
「鳴っちゃダメ」だけど
「弾かなくて良い」ということなんです。

そうしたら、対策は簡単ですよね。

その辺の弦をミュートするのは左手に任せて、
右手は2本か3本の弦だけ
手刀部分で触れていればOKです。

僕は最初、謎の完璧主義がはたらいて
「全部の弦をミュートしないといけない!」
と思い込んでいたんですね。

そうすると右手は自由が効くようになるので
全弦をミュートしたときよりも
リラックスして演奏できるようになります。

ミュートについての詳しい方法は、
下の記事でまとめています。
参考にしてみてくださいね!

知らなきゃ損する!弾ける人に共通するミュートの秘密

2:フォームはできているけど、慣れていない

次は、
「そもそもスピードについていけないよ…」
という皆さん。

元々の右手の動作として、
そもそもスピードについていけるような
基礎が固まっていない状態である
可能性が高いです。

ギターを演奏する上で重要なことは、
脱力だとよく言われます。

でもこれは、
はじめからスピードに対応できていたら
という条件付きだと思ってください。

はじめから余計な力を入れずに
スラスラとギターを弾けるのは
天才だけです。
(悔しいですが…!)

サークルで色々なギタリストの
弾き方とか練習を見てきましたが、

スピードが上がらない人は、
スピードが上がる方法を知らなくて、
そのための練習をしてきていないから、
感覚が分からないことが多いみたいです。

(ちなみに、僕もそのタイプでした)

スピードに対応力のない人が脱力を意識しても、
右手が脱力していい条件すら満たしていないから、
脱力が出来なくて当たり前、みたいな状態です。

解決法:エルボーピッキングの動作を真似する

この壁を乗り越える方法として、
エルボーピッキング」の動きを
練習すると良いです。

エルボーピッキングとは、
手首の回転ではなくて
腕を肘からふるピッキングのことです。

「腕振りピッキング」とも言いますね。

僕は演奏自体に
エルボーピッキングを
オススメしている訳ではないですが、

正直、基礎練としてはかなり使えます。

練習法としては、
ギターもピックも持たずに、
肘から腕を上下に振る練習をしてみましょう。

この「上下に振る」というのが意外と難しくて、
感覚をつかむまでに苦労するかもしれません。

小さいころにゲームで連打をしまくっていた人は、
手のひら側⇔手の甲側の
「前後運動」になってしまいがちです。

僕はこれでしばらく
上下運動の感覚がつかめなくて大変でした。

上下の動きで連打している人もいたので、
動画を貼っておきますね。

連打の神様、高橋名人です。
(古くてごめんなさい笑)


この人は、連打するとき
腕の上下運動を利用していますね。

このような動きを真似してみると
いいと思います。

これができるようになってきたら、
ピックとギターを持って、
実際に弦を弾いていきます。

ピックとギターを使い始めると、
また違った難しさが出てきます。

じっくり練習していきましょう。

まとめ:ブリッジミュート高速化のコツは「ミュート」と「基礎練」

この記事では、
ブリッジミュートが速くならない人のために
なぜ速くならないのか?という原因と
僕が実際に試して上達した「コツ」を
紹介してきました。

やっぱりどうしても
基礎練的なものは必要になりますが、
これがクリアできると
ギターの演奏全部に良い効果があります。

・正しい基本的な考えを身につける
・ある程度の練習量

これらがあれば、ギターは上手くなります。

僕もなかなかブリッジミュートが速くならなくて
何度も「つまんな…」「辞めてえ…」
という思いがよぎったことがありました。

でも、めげずに続けた結果、
ちゃんと上手くなることができました。

おかげでたくさんの友人にも
恵まれることができました。

挫折しそうになった時は、
上手くなった自分を思い浮かべましょう。

またモチベーションが出てくるはずです!

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